2010年 03月 04日
約半世紀前 |
今日、畳の新調と表替えの仕事で伺ったお宅は当社のリピーターのお客様だったのですが、そのお宅で前回仕事をさせて頂いたのが、なんと45年前でした。
今は亡き私の祖父による仕事だったそうです。
こちらのお宅でいちばん古い畳は、祖父と祖母がリヤカーを引いて畳を運んで来たという奥さんの話を聞かせて頂いたりして、私が生まれる前には亡くなっていた祖父との繫がりを仕事を通じて実感することができ、何だか感慨深い気持ちになりました。
代を重ねて仕事が続くと、こんなこともあるんですねぇ・・・。
これが祖父の仕事による畳です。
この頃の畳はもちろん全て手縫いでした。
40年以上持ちこたえるなんて現在主流の建材床では考えられません。
藁でできた畳床はやはり凄いです。
長い間お疲れ様でした。
新しい畳に変わった部屋です。
奥の部屋は表替えで手前の部屋は新調です。
表替えの床も40年以上前のものなので驚異的です!
藁床と建材床ではやはり足触りに違いがあって、弾力性のある藁床の良さを改めて実感できました。
古畳はお客様の手で解体されて畳からただの藁に戻り、畑の堆肥として使われるそうです。
藁床の畳ってよく考えると、稲の時に二酸化炭素を吸収し、畳として使い終えると養分として土に返り、理想的といってもいいエコな建材だと思います。
今は亡き私の祖父による仕事だったそうです。
こちらのお宅でいちばん古い畳は、祖父と祖母がリヤカーを引いて畳を運んで来たという奥さんの話を聞かせて頂いたりして、私が生まれる前には亡くなっていた祖父との繫がりを仕事を通じて実感することができ、何だか感慨深い気持ちになりました。
代を重ねて仕事が続くと、こんなこともあるんですねぇ・・・。
これが祖父の仕事による畳です。
この頃の畳はもちろん全て手縫いでした。
40年以上持ちこたえるなんて現在主流の建材床では考えられません。
藁でできた畳床はやはり凄いです。
長い間お疲れ様でした。
新しい畳に変わった部屋です。
奥の部屋は表替えで手前の部屋は新調です。
表替えの床も40年以上前のものなので驚異的です!
藁床と建材床ではやはり足触りに違いがあって、弾力性のある藁床の良さを改めて実感できました。
古畳はお客様の手で解体されて畳からただの藁に戻り、畑の堆肥として使われるそうです。
藁床の畳ってよく考えると、稲の時に二酸化炭素を吸収し、畳として使い終えると養分として土に返り、理想的といってもいいエコな建材だと思います。
by nakaji-tatami
| 2010-03-04 18:27
| 仕事
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